2014_7_29

透過スクリーン×プロジェクションを研究してみた。

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こんにちは。Qawasakiです。
 
今回は透過スクリーン制作×プロジェクションにチャレンジしてみました。
チャレンジといっても主に頑張ったのはDIYですが。
  
透過プロジェクションは文字通り、背景が透けたものに対してプロジェクター投影をする事で通常の壁などへの投影と違って空間に浮いたようにコンテンツを投影する事が出来るものです。
とはいえ透過ディスプレイは高級なので、今回は「網戸」で代用して透過スクリーンを実験。
網戸ならばホームセンターで400円くらいで買えるので超経済的です。
 
網戸への投影は「アミッドスクリーン」と呼ばれていて、結構メジャーです。
今回はコミュニティで公開されてる作り方に準じてつくりました。
 
 
必要な材料はこちら。
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【HIパイプ13】13ミリ径長さ2メートル×5本 〈1本 280円〉
【HI継手チーズT13】×4コ 〈1コ 58円〉
【HI継手エルボL13】×4コ 〈1コ 48円〉
【HI継手ソケットS13】×3コ 〈1コ 48円〉
 
・ネジ類
【なべ小ネジ+ナット M4×50mm】×4本 〈1袋 100円〉
【蝶ナット M4】×2コ 〈1袋 160円〉
 
・塩ビパイプ用カッター
・その他結束具類(ホチキス、タイラップ等)
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まずはひたすら塩ビをカットして、組み立てます。
塩ビパイプのカットは労力かかるので、ちゃんと塩ビ専用カッターを買うことをおすすめします(1000円以内ので充分です)。
 
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塩ビパイプの良いところは継手での結合がとっても簡単という所です。指定された長さにカットしてさくさくと2時間くらいで組み立てまで完了しました。
 
自分で言うのもなんですが、無駄なオリジナル感出さず、設計書通りに作業をした事が奇跡です。
 
出来上がったのがこちら。
 
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全高約2m、幅約1m。デカいです。
慣れてしまえば分解、組み立ても3分くらいで出来ます。
ゴルフの練習用バッグに入れると持ち運びも楽々です。
 
では、動かしてみましょう。
 
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なんということでしょう。
 
深夜の会議室に初音ミクが現れました。

別にマッピング頑張らなくても投影は普通のプロジェクターで「背面」から投影するだけで網戸感味わえます。
投影は光の反射上、背面からの方おすすめです。
 
こちらが動画。
 

確かに浮かんで見えますね。
Perfumeのモーションデータが落ちてたので適用してみた所、「動きあるとよりダイナミックになって現実感増すよね。」という結論に達しました。
 
 
ちょうど二日後に社内のイベントがあったので、同じHACKistメンバーの貴田・公文さんと組んでリアル世界の映像をWebカメラで取得してリアルタイムに二値化する仕組みも作ってみました。
 

いきなり網戸があるというインパクトと前を通ると自分の白黒映像が投影されるので、人目は引きます。ただ、二値化のような黒ベースのコンテンツだとあまり透過の良さは出せないって事は分かりました。
 
 
透過スクリーンの良さは向こう側が透けてみえる所にあるので、例えば裏に人が立って、動くとビジュアライズされるようなインタラクティブコンテンツの方が合ってる気がします。
 
 
さすがに網戸と塩ビそのままではイベントなどでの実運用には向かないので引き続き研究してます。
バージョンアップした姿も近いうちにお披露目出来ると思いますのでご期待ください。
 
 
ではー。