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「QUESTION INTERACTIVE LIVE vol.1」レポート

先日のブログ記事で告知させて頂いた、実験型イベント企画ブース「ヒミツキチラボ」さんが主催されている謎解きアイドルグループ「クエスチョン」さんの「謎解き」と「ライブ」が融合した観客参加型のインタラクティブライブの演出に技術協力させて頂いた件にてついて、レポートをします!「謎解き」についてのネタバレのない範囲でのレポートになりますので、ご安心ください。

まずライブの様子を動画で御覧ください。

 

何をやったの?

イベント中の「観客の腕振り」をリアルタイムに追跡する仕組みを開発し、そのデータをインプットとして、「謎解き」「ライブ」での演出に反映しました。

「ライブ」では、観客の腕と同期して動くアバターをスクリーン上に出現させたり。

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歌と連動して自由落下してきた歌詞を腕振りで吹っ飛ばしたり。

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腕と同期してオブジェクトに引力を持たせて、ハートのパーティクルとたわむれたり。

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観客の腕振りの総量を「観客の盛り上がり指数」として、グラフィックの色や大きさに反映したり、という演出を行いました。
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どんなシステムなの?

謎に直結するため、あまり多くは語れませんが、今回、開発したシステムは、「参加者が体一つで、気軽に参加できる」仕組みになっています!

ライブで観客参加型のインタラクティブな仕掛けをする場合、「スマホを活用して〜」という話になりがちですが、「ライブ中にお客さんがスマホの画面を見ると盛り下がっちゃう」という場合も時にはあるので、そんな時にこのシステムは効果を発揮します。詳しくは、謎が解禁になった時にまた、詳しく記事にさせて頂きます。

 

次回再演!?

先日のライブが好評で、次回4月中旬にまたインタラクティブライブを行える可能性が出てきました。
詳しく決まり次第、また告知させていただきます!

 

なぜやったの?

博報堂+HACKistチームで、「ライブラボ」というチームを組み、メディアアート的なデジタル手法を用いて、ライブをインタラクティブに楽しく演出する方法を模索しており、その考えにSCRAPさんに賛同頂き、今回このようなライブを実験的に行うことができました。今後もこのチームで新しいライブ体験を作っていけたらと思います!

 

Credit/
▼SCRAP チーム
出演:クエス?チョン
プロデューサー・ライブ台本制作:吉村さおり

▼博報堂 + HACKist チーム
プランナー:夏海 紫、木下剛
プログラマー:貴田 達也、公文 悠人、茶谷 亮裕
アートディレクター:児嶋 啓多(博報堂)
協力:西尾 奏、宮林 竜平、進藤 俊彦