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「DIGITAL DIVERZ」展示クリエイティブの制作現場

こんにちは、宇宙大好きデザイナーの加藤咲です。
先日行われたDIGITAL DIVERZ展でのクリエイティブの紹介をします!

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制作方法とビジュアル 両方向からコンセプトへアプローチ

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スクリーンとプロジェクターの間に、
水などの液体やアクリルケースを挟んで投写することで、
有機的な歪みをもったタイポグラフィを作り出しました。

無数に生まれるタイポグラフィとその造形により、
DIGITAL DIVERZ展のコンセプト「多様性」「深み」を表現しています。

また、それを敢えて過度な加工をせず使用することで、
CGのように見えるのに写真の一発撮りである、という、
デジタルとアナログを行き来するHACKistのコンセプトも表現しています。

 

各制作物へのこだわり

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例えばポスターでは、写真の繊細なグラデーションや黒の深みを表現するための紙選びをしており、
またWEBサイトでは、WebGLにより、
マウスやタップで触れたところに波紋が起こることで、「DIVER」の揺らぎを表現しました。

その他 ノベルティもフライヤーも、
本ビジュアルを一貫して表現するため、工夫が凝らされています。

 

デザインからのアプローチ

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去年に引き続き、photoshopのCGかと見せかけて実はアナログな制作方法をとるという、
デザインからデジタル思想へのアプローチを続けることができました。

なんでも合成ができるようになり、時代はフラット全盛でも、
それを別な解釈をして、デジタルへアプローチすることは可能なのだと思います。

WEBサイト、お手元に持ち帰られたフライヤーやシール・缶バッチなど、
この裏側を知って再び見て頂けたら嬉しいです!

 

credit

CD:望月重太朗
AD/進行管理/印刷Dr:加藤咲
De(フライヤー):加藤咲
De(WEB):中川美香
De(ポスター):佐藤仁美
De(ノベルティ):手塚健太郎
フロントエンドエンジニア:平川育男
WebGL:小井仁
Dr:西尾奏、鈴木誠也

Special Thanks:竹元雄三、竹尾梓、須部菜々子、金兵奈美